プラセンタ治療
プラセンタ治療
プラセンタとは
プラセンタとは、英語で「胎盤」のこと。胎児の発育成長に必要不可欠なものです。体内において調整作用をもち、各部各所を本来あるべき状態に戻そうとする力を持っています。これに対して、健康食品や化粧品で使われている「プラセンタ」は、胎盤から細胞分裂を促進する成長因子(グロースファクター)や他の栄養素を抽出したもののことです。
初回は医師からご説明後に同意書へのご署名をお願いしております。
プラセンタの実際の投与法
ヒトプラセンタ(商品名 ラエンネック)1回2mLを皮下に注射します。
回数や頻度に決まりはありませんが、通常は週1回程度が適切です。(最大1日2〜3回注射することができます)
プラセンタの作用
現在までの研究で、「 プラセンタ 」 には細胞の分裂を適切にコントロールする成分が含まれていることがわかっています。この成分は、小さな一個の受精卵を、わずか10ヶ月の間に一人の人間に育て上げる驚異的な働きを持っています。
プラセンタは、細胞分裂が適切に行われるのに必要な情報を伝達し、新しい元気な細胞を作り出します。末梢の毛細血管まで作り出す、癌化した細胞は増殖させないという研究結果もあります。
つまりプラセンタは、弱った細胞や怪我などでダメージを受けた細胞から新しい細胞を作り出すのを助ける働きがあるのです。細胞のリフレッシュにより、肌をきれいにしたり、体の調子を整えたり、やる気が出てきたりと、活き活きとした生活へと導くことにつながるわけです。
プラセンタの効果
- 美白効果
線維芽細胞を活性化 (たるみやシワを改善)
血行を促進 (新陳代謝促進で肌の若返り促進) - ホルモンバランスを整える
※ プラセンタによる肝炎や更年期障害治療が保険適用になっています。 - 代謝機能を促進する
体力増進・疲労回復・痩身 - 自律神経を整える・ストレス耐性の向上
不安感などを抑えうつ症状を緩和し、メンタルヘルスに良い
プラセンタの安全性
医療機関で処方される「ヒトプラセンタ」は、国内の病院において正常分娩で出産したヒトの胎盤を使っており、厚生労働省が認可した製薬メーカーの厳重な管理のもとで生産されています。使われる胎盤は妊娠時の複数回の血液検査により肝炎やHIVなどのウイルスの有無を厳重にチェックしています。たんぱく質はアミノ酸まで分解されるため、いわゆる狂牛病の異常プリオン(感染性のあるたんぱく質)やステロイドホルモンも存在しません。感染症が伝播したという報告は、国内外において一例もなく、安全性は極めて高いと考えられます。
プラセンタの副作用
4%程度に以下のような副作用を認めることがあります。
- 注射部位の疼痛
- 発疹・発熱・掻痒感など過敏症状
- 注射部位の硬結
- 女性型乳房
- ショック(頻度不明)
プラセンタ製剤はヒト組織由来のタンパク・アミノ酸等を含有する製剤であるため、
稀にショックを起こすことがあります。
プラセンタの費用
1回 1,100円(税込)
偽物に気を付けて!
真のプラセンタには、真のプラセンタにしか含まれない複数の成分のまま絶妙のバランスで配合されています。植物から抽出された物質であるにもかかわらず「プラセンタ並みの効果」があるなどと宣伝している商品には、そのような真の「プラセンタ」が持つ成分は含まれていません。当院で用いている「プラセンタ」はヒト胎盤から抽出した医薬品ですので、ご安心ください。